英会話は本当に聞くだけで十分なのか
英会話の教材は、すでに色々刊行されています。
アプリや音声ファイルなど、それこそ多彩な教材がありますが、
たまに「聞くだけで問題ない」というフレーズを見かける事があります。
当然ながら、会話をするためには相手の話を聞かなければなりません。
どうしても英語リスニングの訓練もする必要があり、
CDや音声ファイルなどを聞く事になるでしょう。
その英語音声を聞き流し続けているだけで、
英会話の力は十分伸ばせるとの理論があります。
それを端的に表現したのが、上述のフレーズなのです。
では、果たして本当に聞くだけで
問題ないかと言われれば、半分は本当です。
同じ音声を何度もリスニングし続ける訳ですが、
それだけでもある程度は力を伸ばすことはできます。
耳に英語の音像は残るので、
少なくともリスニング力は伸びるでしょう。
しかし英会話には、
スピーキングという要素もあります。
相手の話を聞き取るのは大切ですが、
そもそも「聞くだけ」では話す練習をする訳ではないでしょう。
英会話の実力をさらに伸ばしたいなら、
実際はスピーキングも必要不可欠です。