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中古マンションの売り方で悩んでいる人必見!売り出し価格の決め方と注意点

中古マンション市場の活況が続いている。

東日本不動産流通機構の調べによると、2016年12月の首都圏 (1都3県)における成約件数は2993件。

前年同月に比べて17.7%の大幅増で、4カ月連続で前年同月を上回った。

成約価格を見ても、前年同月比9%増の3122万円で、4カ月連続で前年同月を上回っている。

住み替えを考える人にとってはまさに絶好の売り時といえるが、中古マンションを実際に売る際に、売り方において押さえておきたいポイントは大きく二つある。

その1【 売り出し価格の設定】
一つ目が、売り出し価格の設定だ。
まずは、不動産業者の実店舗に査定を依頼する前に、不動産の情報サイトなどで近隣中古マンションの動向を見て、必ずおおよその相場を知っておこうという売り方だ。

業者によっては媒介(仲介)契約を取りたいがために、相場よりも高い査定価格をあえて提示するようなところもあるからだ。

相場を知った上で、提示してきた査定価格の根拠を詳しく聞けば業者の営業姿勢や優劣がより鮮明に見えてくるはずだ。

査定価格を踏まえて、仲介業者を決め、売り出し価格を決めていく際に注意したいのは、売り主の「高く売りたい」という意向が反映されやすく、強気の価格設定になりがちということだ。

同じ中古マンションの同じ間取りでも、10階の部屋よりも、3階の部屋の方が売り出し価格が高いといったケースが散見されるのは、そのためだ。

当然ながら、そうした中古マンションは成約までの期間が長くなってしまう。

長期化すると、成約価格は下がるのが通例で、成約までに半年以上かかった物件では、価格が10%以上も下がったというデータもある。

強気のままの価格設定でいると、最後には想定以下の安い価格で成約せざるを得なくなる可能性が高いのだ。

そのため、売り出し価格を決めるときは、自らの損得勘定をひとまず抑えて、プロの意見に真撃に耳を傾けるようにすることが中古マンションの売り方のコツのひとつだ。

その2【両手仲介を見極める】
二つ目のポイントは、「両手仲介」をしって売り方を賢く理解することだ。

聞き慣れない言葉だが、これは仲介業者が売り手と買い手の双方から、仲介手数料をもらうことを指す業界用語だ。

特定の業者と専属(専任)の仲介契約をしたときに起こる問題。

仲介業者にとっては、仮に購入希望額が高い買い手がいても、他の業者を経由しているのであれば、仲介手数料は売り手からしかもらえない。

そのため、仲介手数料目当てに、たとえ購入希望額が安くても、自社経由の買い手を優先したくなるというわけだ。

そうした両手仲介をしないことを売り文句にする不動産業者も登場してきているので、視野を広げながら業者選びを進め売り方を一緒に検討してもらおう。

さて、売り出し価格の設定をするにも両手取引の不動産業者をみつけるにも、まずは査定をすることから売却活動がはじまる。

最近は共働き層も増え、忙しい合間を縫って不動産会社を一軒一軒足で回ったり、電話をしたりと自分の足と口で業者を見つけるのは骨が折れる作業だ。

そこでおすすめなのが、イエイというオンライン査定サービス。

イエイの評判はその多くが良い評判ばかりだ。

中には悪評や悪い評判を立てる人もいるが、それはイエイが人気だからであろう。

人気者には敵も出てくるのが人生の性と言うものだ。

イエイは複数社に一括査定依頼できるサービスで、公式ページではなんと最短60秒で査定依頼が完了するとのこと。

私もイエイを利用したが、老眼の私には3分かかった。

それにしても、一軒一軒回るよりかははるかに早い。

仕事の忙しい家庭ならイエイの利用も検討してみても良いと思われる。